日本固有の木材として真っ先に上がるのが「スギ」なのではないでしょうか?
昔ながらの寺院や神社など数多くの日本固有の建物に使用されてきた歴史があります。
比較的軽くて柔らかく、加工しやすい木材です。軽さと柔軟性がありながらも強度が高いという特徴があります。
また気密性が低いため、湿度や温度による変化が少なくまさに日本の高温多湿の環境に耐えられる素材と言うこともできます。
主な使用例:柱・梁・天井・床・壁または、タンス・テーブル・椅子などの家具
マツは、世界各国で使われている木材です。
松を加工したものは「パイン材」となります。
松の主な種類は
アカマツ
クロマツ
ベニマツ
カラマツ
でしょう。
マツは安価で加工しやすいのでDIYなどにもよく使われます。
ホワイトウッドは、北欧など寒冷地域で主に生産されます。
柔らかく加工しやすいため、内装材やDIY、家具など幅広い場面で使用されています。
また、他に比べて安価で手に入ります。
防湿性や耐水性は劣りますが価格が安いため内装などに人気です。
カバは北海道や北欧など寒冷地域にみられる木材です。
非常に耐水性に優れますが堅く加工しずらいもあります。
ただ、極めて光沢感や木目などが美しいため高級家具にも使用されます。
また、高級スピーカーの素材などにもよく使用されます。
欠点としては非常に値段が高いこと、加工性が悪いことです。
オークはアメリカ大陸や欧州に分布しています。
極めて重厚感があり高級家具に使用されます。
また、酒類の熟成樽としてオークを使用するとココナッツやバニラのような特徴的な素晴らしい香りがつきます。
マボガニーは中南米に分布しています。
極めて美しい木目があり、更に経年で美しい赤へと変化していくので超高級家具、楽器などによく使用されます。
また柔らかく加工しやすいのが特徴です。
高級品のため非常に値が張りますがそれでも魅了される人が多い木材です。